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One Voice

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2011年 10月 28日

ファイト!

▼戦わない奴らが笑う

ツイッターで触れられていたのをきっかけに、久しぶりに中島みゆきさんの「ファイト!」をYouTubeで観た。

好き嫌いが分かれるのだろうけど、やっぱりすごいなぁ…。

初めて聞いたのはいつだったんだろう?アルバムに収録されて出たのは1983年だとか…僕が17歳の頃か。たぶん、出て間もなく聞いたんだろうな。胸に突き刺さった記憶がある。

でも、その頃は、「戦う君の歌を戦わない奴らが笑うだろう」という歌詞の意味をどれだけ分かっていたのだろうか。想像はできていたかもしれない。でも、いつからか、その言葉が表している通りのことを少なからず経験してきた。

笑われるだけでなく、反発の声も受ける。まぁ、大部分は陰口なので、見聞きしないようにすればいいだけの話だけど。

…って別に何かあったわけではなく、ふとこの曲を聞いて感じた気持ちを吐露したかっただけ。


▼傷を負いながら

ブログはみんなに向けて発信するものだから、基本的には前向きに書くようにしているが、常に生傷を抱えて血を流しているのだ。まぁ、戦うのだから、そりゃあ怪我もするわな。

それならやめればいいのに、とまた笑われたりもするのだろうが、自分にとって「不正義」と思うことを見逃すことができない性格。もちろん、すべてのことに関わることはできないけれど、だからと言って、何にも取り組まないなんてこと僕にはできない。

僕自身は、たくさんの素敵な仲間に囲まれ、良いパートナーがいて、家族もそれなりにゲイであることを受けとめてくれる関係の中で幸せを感じることが多いのだけれど、自分がそうならそれでオッケーとはどうしても思えない。まぁ、それだけと言えばそれだけのこと。


▼シンプルな動機

小学2年か3年のときのこと。テレビで、学生運動の古い映像が流れていた。それを観た親が、「大きくなって、こんなことするようになったらダメだよ」という感じのことを僕に言った。すると僕は、「なんで?正しいと思うことをすることは悪いことじゃないでしょ?」と返答したのだった(細かい言い回しはあやふや)。

なぜその時そういう言葉が口から出て来たのか、今も謎だけれど、その時まるで何かが降りて来たかのように(笑)発した言葉は、今に続いているような気がする(ちなみに、「学生運動」と一口に言っても、時期によってだいぶ違うし、多面的なものなので、それをひっくるめて「正しかった/間違っていた」とは言えないだろう)。

ま、これからも、僕は、そんなシンプルな動機に突き動かされてやっていくのだろう。もちろん、具体的に何をどうやっていくのかは、丹念に考えつつ。

あ、もちろん、応援してくれる人もたくさんいる。僕がこうして今生きていられるのも、活動を続けて来られたのも、応援してくれた人のおかげだ。

ちょうど、そのことを象徴するような写真があったので、また最後にアップ。真ん中の二人はパレードのときに沿道から応援してくれた友人。このお二人にも本当に助けられてきた。撮影は悠によるもの。
ファイト!_a0137527_113835.jpg


by hideki_sunagawa | 2011-10-28 06:08 | Diary


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