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2009年 09月 11日

Dance

世界的に活躍しているダンサー、森山開次さんがNHKのトーク番組に出ていた。それを観ていて印象に残ったことが二つ。一つは、老いることについて尋ねられた質問への彼の返答。

体が衰えていくことはこわいことだけど、それは受け入れていかなければならないし。でも、生涯踊り続けるつもり。踊るということは人前で踊ることだけではない。一人こっそり踊るとういうこともあるだろうし。

自分にとって、踊るということは、「体」と同じ意味。体があるということは踊っているということ。手だけでも踊れるし、顔だけでも踊れる、表情だけで踊れる。そういう意味で、みんな踊っている。


その言葉を僕なりに解釈すると、日々おこなっている振る舞いでも、それを再帰的にとらえ、意味を込めて意識的に構築するかによって踊りになる、ということかなと思った。そう考えると、何気ない日常に踊りを入れて楽しむことができるかもしれない。


もう一つ印象に残ったのは、彼が、重要無形文化財保持者の津村禮次郎さん(観世流シテ方能楽師)と共演した時の映像。もちろん森山さんのダンスもすばらしいのだが、津村さんの存在感と動きの美しさがすごかった。ほんの一瞬の映像だったが、とても強い印象を受けた。実は、恥ずかしながら、まだ能を観たことがないのだが、やっぱり一度は観ねばと痛感。
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# by hideki_sunagawa | 2009-09-11 17:17 | Diary
2009年 09月 08日

診察

ようやく病院へ。しかし、なんと目的の(?)元主治医はたまたま休みだった。とほほ…(って、昭和な嘆き方)。

せっかく朝7時に家を出て来たので、帰るのもなんだしと思って、とりあえず今日の担当の医師の診察を受けることに。でも、案の定…「様子をみましょう」的な結論。まぁ、一応血液検査して、炎症も感染症もおこしてなさそうだし、ってことではあったんだけど。

病院って、こうなんだよねぇ…。ま、調子はいまいちだけど、そんなにひどくはないので、とうぶん様子を診ることにしよう。

最近、なんだかプチ・アンラッキーな感じ。この前は、カフェで、ウエイトレスがまるで漫画みたいに見事にコーヒーをこぼして、一番お気に入りのシャツが汚れるし…(クリーニング代を、といわれたけど、もらわなかった)。

ここ数日は、自分の研究者としての能力に自信を失って、ますます凹。でも、落ち込みまくったあとは、自分は自分と開き直って、また一歩ずつ歩き始めるとしよう。
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# by hideki_sunagawa | 2009-09-08 20:45 | Diary
2009年 09月 06日

遺骨収集

琉球新報で、沖縄県西原町の壕跡で日本兵とみられる遺骨5体が発見されたというニュースが掲載されていた。沖縄戦で亡くなった人の遺骨収集が今も続いているということを知らない人は多いだろう。

今回のニュースは、4体がほぼ完全な状態で発見されたこともあって大きなニュースとなっているが、遺骨を収集する活動を色んな人が継続しておこなっている。

琉球新報「壕から『完全』遺骨4体 骨若く、学徒兵の可能性も」(2009年9月6日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-149489-storytopic-1.html


An article about digging and picking up remains
of people who were killed in battles in Okinawa
during the World War II.

Among those living in other prefectures,
only few people know that
remails are still being looked for
in Okinawa.
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# by hideki_sunagawa | 2009-09-06 23:33 | Okinawa
2009年 09月 04日

ちょっと辛抱のとき

なんだか低空飛行な日々…この感じは、ちょっと久しぶり。やっぱり発端は体調不良かな。こういうときって、やけを起してさらに悪い状況を招きがち。調子の悪いときに、いかに捨鉢にならないか、踏ん張るかが、その後を大きく左右する(と言いつつ、結構やけになるタイプ)。

実は、お腹の方は、まだ病院に行けていない。お腹の手術をした主治医に診てもらうべく、自分の予定と医師の診察日を調整中(その医師は週に1回しか診察日がなくて…)。「とりあえず、早くどこかの病院行けばいいのに!」と言われそうだけど、何度も体調を大きく崩してきた僕は、いきなりその辺の病院に飛び込んでもしょうがないことを良く知っている。

たぶん、僕を初めて診る医師に今すぐかかるより、1週間くらい遅れても、僕を手術した医師(良い医師でもあったので)に診てもらった方が、話が早いだろう。幸い、不調ながらも少し症状は落ち着いているし。でも、やっぱり手術前に少し戻った感じがして、「なんだかなぁ…」という気分。

もちろん、冷静に考えれば、これぐらいの体調不良なんて大したことじゃないし、自分は、仕事もあり、パートナーやたくさんの友人もいて恵まれているのはわかるのだけれどねぇ。

ま、調子がいいときがあれば、悪いときがあるのは当たり前。精神的筋トレの時期と思って乗り切りますです。今までも何度もこういう状況を(それ以上に悪い状況も)乗り切ってきたのだから、大丈夫。長い目でこういう時期を冷静に見ることができるというところが、年を重ねた成果だな。
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# by hideki_sunagawa | 2009-09-04 02:53 | Diary
2009年 09月 02日

黒部ダム

TBSテレビの「百識王」という深夜番組でダムの特集をやっていた。

その中で、黒部ダムの歴史が非常に簡単に紹介され、工事が難航したということも、当時の映像を背景にナレーションの形で語られていた。しかし、なんと、その工事の中で多くの人が命を失ったということが一言も触れられていなかった! なんてことだろう? 電力会社への配慮か?

そのような大工事の中で人が命を失い、あるいは大怪我をしたことが、まるでなかったことにするならば、それは命への冒涜だ。

…にしても、なぜ、「愛国者」は、戦争で亡くなった兵士を「"国"を守ろうとした人」「今の"国"をつくった人」として祀るのに、文字通り物理的に"国"をつくる中で命を失った人を祀らないのか?(まぁ、その人たちが祀って欲しいと思っているかどうかはさておき)。

長い間、産業の土台をつくっていた炭鉱での石炭採掘も、それこそ過酷な労働で、日本が植民地にしていた地域から連れてこられた人も含めて、多くの人が亡くなったことは言うまでもない。


現在、野宿生活を余儀なくされている人たちの中には、高度経済成長期の建設労働の中で怪我をしたり体を壊したりした人は少なくないという。なのに、そのような生活をしている人たちを助ける方法を考えるどころか、蔑む人が多い社会って、なんなんだろう?
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# by hideki_sunagawa | 2009-09-02 02:21 | labor/poverty