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2012年 01月 30日

LGBTニュース紹介

▼米国の人気女優の発言をめぐり議論

『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダ役として日本でも良く知られている米国の女優、シンシア・ニクソンが、自身の同性愛は「選択」と表現したことをめぐって、米国で大きな議論となっている。

議論を引き起こした発言は、ニューヨークタイムズのインタビューの中で語ったもの。それは次のような内容だ。

「私は、最近、同性愛者の聴衆に向けて力づけるスピーチをして、その中でこう言いました。『私はストレートであったこともあるし、同性愛者(gay)であったこともある。そして、同性愛者のほうが良かった』と。そしたら、その言い方が、同性愛が選択であるかのようだから変えるようにと言われました。でも、多くの人にとってはそうじゃないのはわかっていますが、私にとってそれは選択なんです。」

この「選択」という表現が、米国のキリスト教右派が主張している「同性愛は治せる」というものと呼応してしまうということで、大きな批判が巻き起こった。

その後、このことをめぐってのやりとりの中で、「しぶしぶ」バイセクシュアルであることを認めたと記す記事もある。彼女は、「バイセクシュアルが誰からも好かれないから、その言葉は使いたくない」と語っているという。

また、この議論をめぐって、New York Timesのゲイのコラムニストによる「遺伝によるものか否か関係なく、同性愛者はいなくならない」という文章が同紙に掲載された。この中で、彼(Earl Wilson氏)は、彼女の発言への懸念はよくわかるが、同性愛者であることが「生まれついてのもの」ということに固執することへの批判も投げかけている。

Pink Newsの記事
 … Cynthia Nixon: ‘My homosexuality is a choice’
 … Cynthia Nixon: Bisexuals? We get no respect


▼宮崎県青少年健全育成審議会の同性愛をめぐる記述、削除される

このブログで1月10日に紹介した、宮崎県青少年健全育成審議会議事録の同性愛をめぐる問題のある発言が、サイトから削除された。

新しい議事録の冒頭には、
ーーー
本ホームページに掲載(平成23年12月23日付け)した、平成23年度第2回青少年健全育成審議会議事概要に関し、委員から、様々な誤解を生じているため、発言の一部を取り消したいとの申し出があり、同審議会で了承されましたので、改めて、議事概要を掲載いたしました。
ーーー
と記されている。

もとの議事録には、「女性リード型の描写が進むとホモセクシュアル的な傾向が出てきて、心理的にノーマルな性交渉が難しくなる」といった委員の発言が掲載されていた。


▼イギリスで、HIV陽性のゲイへC型肝炎ウイルス感染注意の呼びかけ

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イギリスのNational AIDS Trustは、HIVとC型肝炎ウイルスに関するレポートを発表し、その中で、特にゲイのHIV陽性者に対し、C型肝炎ウイルスの感染への注意呼びかけた。

「C型肝炎とHIVの重複感染」と題されたこのレポートによると、イギリスのHIV陽性者のうち約9%がC型肝炎ウイルスに感染していること、B型やC型の肝炎ウイルス感染による肝臓疾患の中で、C型肝炎ウイルスとHIVの重複感染が重篤化しやすいという。

そのうえで、HIV陽性のゲイの中でHIV感染が広がっていること、しかし、ゲイを対象とした国による予防のための戦略がつくられていないことから、注意を喚起している。また、HIV陽性者のC型肝炎ウイルスの検査だけでなく、HIV感染後にC型肝炎ウイルスに感染する人もいることから、HIVとC型肝炎ウイルスの重複感染によるダメージについて十分に知らせていくことの重要性が強調されている。

また、C型肝炎ウイルスに関するスティグマが、この流行に拍車をかけることも指摘している。
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by hideki_sunagawa | 2012-01-30 06:22 | LGBT/gender
2012年 01月 27日

なぜか書けない…

毎日ブログを更新しているときは、やたら次から次へと書きたいことが浮かんで来たのに、一時期中断して以来、なぜか書けなくなっている。習慣の問題か?

書こうかなと思ったことは、「ちょっと書く」には面倒な問題だったり…(「うちなーぐち」とアイデンティティの問題とか)。


もしかしたら、引っ越してから、ようやく今の生活に馴染んできて、発見が減って来たり、刺激が少なくなってきたこともあるかもしれない。いや、本をあまり読まなくなっていることが大きな理由か?(いかんいかん)

すっかり知的な面で怠惰になっているので、ねじを巻き直さねば(古い表現)。

今は、一応、週に3回くらいを目標に書いていくつもりです…。と、結局、今日は内容のない日記。
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by hideki_sunagawa | 2012-01-27 06:44 | Diary
2012年 01月 25日

BEGINのコンサートにて

先週の金曜日、大阪の友人が、「BEGINの沖縄でのコンサートを観に行くんだけど、チケットが二枚余ってて」と言うので、僕も、沖縄の友人を誘って行くことに。基本的にコンサートは苦手なのだけれど、「たまには行ってみるか…」と思い。

今回のコンサートは、「ビギンの島唄 オモトタケオのがベスト」発売記念の「BEGIN NOGA マンタキー ツアー」のファイナルだという。ということで、アンコールは別として、沖縄をテーマにした歌だけで構成されていた。

盛り上がりのピークは、後半の「オジー自慢のオリオンビール」「アンマー我慢のオリオンビール」あたり。皆立ち上がり、両手を挙げて踊る…そういうのはとても苦手なのだが、前から四列目ということもあり、同調圧力に負けて(笑)踊りましたとさ。

途中、お腹が空きすぎて(コンサートは午後7時〜10時くらいだった)、バックのスクリーンに写った満月のどアップが、どうしてもサーターアンダギーにしか見えなかったりしたけれど、たまにはこういう経験もいいね、という感じだった。


行く前に、「ビギンはMCうまいからねぇ…」と聞いていたが、確かに。自然体で、観客をリラックスさせがらも楽しいしゃべりという感じだった。

しかし、何曲か歌ったアンコール曲の最後に、ボーカルの比嘉さんが言った言葉には驚いた。彼はこういうことを言った(記憶に基づいて書いているので、不正確だけど、内容的には合ってると思う)。

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僕たちは、三線のことや沖縄のことをみんなに知って欲しくて、ずっとやってきた。そして今回、島唄ばかりのツアーをやって、初めは、受け入れられるかな、大丈夫かな、と心配だったけれど、全国どこへ言っても自然に受けとめてもらえた。僕たちは、ずっと、うちなーんちゅであることにこだわってきたけれど、もうそんなにこだわることもないのかも、と思うようになった。日本人になったんだな、と感じた。もちろん、うちなーんちゅであることは消せないことで、それを大事に思うけれど、日本人で良かったな、と。
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彼らの実感であり、アイデンティティの変遷なので、ここで良いとか悪いとか書きたいわけではなく…。でも、とにかく驚いた(苦笑)。前半を聞きつつ、『うちなーんちゅであることにこだわらずに、どこの人でもいいじゃないか、と考えるようになった』と言うのかな、と思ったのだが…。

まぁ、こだわってやり続けてきた結果として、何か感じるものがあったのだろう。あるいは、震災に大きな影響を受けたのかもしれない。

あるいは、これは勝手な想像なのだが…最近、沖縄県内で強まりつつある、古典的な沖縄への回帰を求める流れの中で、どちらかというと色々と混ぜた現代的な表現方法をとる彼らに、そのような復古主義的な人からの批判があったのかもしれない(あるいは、沖縄のイメージを商品にしていくあり方に対してとか)。

いずれにせよ、この変化について、もっと詳しく聞いてみたいものだなぁ、と思う。


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▼ビギンの島唄 オモトタケオのがベスト


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by hideki_sunagawa | 2012-01-25 06:24 | Diary
2012年 01月 23日

LGBTニュース紹介01/23

LGBTニュースの前に…

今日は、旧暦の元旦。最近は、新月から一ヶ月が始まる感じがいいなぁ…と思っているので、旧暦に沿って、再び、あけましておめでとうございます(笑)。沖縄では、今も、糸満市などでは旧暦の正月も祝う習慣が残っています。僕が子どもの頃は、那覇でもまだ少し旧暦の正月も正月感があったような…。アジアでは旧暦を祝うところが多いし、沖縄も、新暦とはまた違う感じで(観光客へのアピールのためも含め)、旧暦正月を復活させてもいいんじゃないかと思ったり。

さて、LGBTニュースをいくつか。


▼「キング牧師の日」のパレードで、黒人のLGBTグループも参加

1月15日は、黒人の公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング Jr.牧師の誕生日。その日や翌日に、全米各地でその偉業をたたえるパレードが開催された。ロサンゼルスでは、有色人種系のLGBTグループも100人以上マーチに参加し、黒人のLGBTコミュニティの可視化を訴えた。

(動画)Black Gay & Here To Stay - LGBT March in the Los Angeles Martin Luther King Jr Day Parade


▼同性カップルに育てられた子の「幸せ」をめぐる議論

米大統領選の共和党の有力候補、リック・サントラム氏は、今月の上旬、「ゲイ/レズビアンの両親は、子どもらが必要とし、受けるべきものを奪い、それらを得られる権利を奪っている」とロサンゼルスタイムスのインタビューで語り、議論を招いている。

しかし、もともと、同性カップルに育てられた子の発達等に関して、異性カップルの子と変わりないという調査結果は多い。そして、また改めて、彼の意見に対する反証となる、同性カップルに育てられた子のQOL(Quality of Life:生活の質)に関する調査結果が発表された。

この調査は、「レズビアンマザーに産み育てられた青年期の子のQOL(Quality of Life:生活の質)」というもの。「両親/保護者とうまくいっている」「将来を楽しみにしている」「自分自身に満足している」などの一連の質問に関する点数を答える調査で、異性カップルの両親に育てられた子と同性カップルの両親に育てられた子の間に差はないことが明らかになった。

調査者は、この結果について、「私たちのデータは、レズビアンマザーに産み育てられた17歳の子は、他の子たちと同じくらい幸せ」と表現している。

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▼NHK教育テレビ「SONG BOOK in ENGLISH」でジャニスイアンを取り上げるも…

NHK教育テレビで土曜日午後11時から放送されている「アンジェラ・アキのSONG BOOK in English」という番組がある。これは、よく知られた英語の歌詞から、その歌の背景を考えながら英語表現を学ぶというもの。

1月28日は、ジャニス・イアンの1960年代のヒット曲「Will You Dance?」がとりあげられていた。ジャニス・イアンは、デビュー間もなくして一旦音楽活動から身を引いたものの、1970年代に復活し、現在も活躍する歌手である。

若い頃に男性と結婚したがすぐに離婚し、現在は、レズビアンであることをオープンにし、カナダで同性パートナーと結婚もし大きなニュースとなった。

しかし、この番組で彼女の半生について語るコーナーでは、彼女が10代の頃に男性と同棲し結婚したことは触れられたものの、現在レズビアンであること、女性と結婚していることなどには一切触れられなかった。

このような番組において真面目に語られる中では、レズビアンやゲイに関することはタブーということなのだろうか?
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by hideki_sunagawa | 2012-01-23 07:17 | LGBT/gender
2012年 01月 20日

アンバランスな感じ

数年に一回会う高校時代の友人(女性)が帰省しているというので会った。彼女のご家族が病気をされたことをきっかけにした帰省だったので、そんな話を聞いたり、高校時代の話をしたり、あれやこれや…。もちろん、彼女は、僕がゲイだということは知っている。

というか、彼女は、高校卒業して少し経って、手紙で自分の悩みも含めつつカミングアウトしたのだが、拒絶的な返事をよこした人物だ。僕がカミングアウトした相手で唯一、拒絶的なことを書いた人。なので、なんで、その彼女と今も会っているか、よくわからない面もあるけれど…。


とはいえ、そんな彼女も、「相手の人は東京に置いてきたの?」とか、「東京にいたときと同じ活動をやってるの?」と聞くくらいには変化した。しかし…。

彼女が、僕とパートナーとの関係について、あるいはそれに関する僕の気持ち等について聞いたのは、その一言だけだ。自分自身は、夫との話、子どもの話をさんざんするのに、どうしてなんだろう?かといって、僕に関係する話を聞かないわけじゃない。

僕の親のこと、姉のこと、僕のお腹の手術後のこと(彼女はそのときに見舞いに来てくれた)、仕事のこと、あれやこれや。


けれど、「パートナーと一緒に越して来なかったのはどうして?」とか、「今後はどうする予定?」とか、「寂しくない?」とか一切聞かない。僕の引っ越しをめぐって大きな問題の一つであることは予想つくだろうに。もしも、僕が異性愛者だったら、そうはならなかっただろうということが容易に想像つく。結婚というスタイルをとっていようといまいと。

前も似たような話を書いたが、意識的にしろ、無意識的にしろ、異性愛者が相手のときと明らかに違う形で、パートナーとの関係をめぐる話が回避されることは、僕はとても居心地の悪さを感じる。


もちろん、聞かれたくないという人もいるだろう。しかし、聞かれたい事か聞かれたくない事かは、さりげなく話を振ってみればわかる話だ。また、知り合って間もない相手なら一層慎重になるかもしれないが、この場合は、もはやそういう関係でもない。

同性カップルに関しては、その人がどんなにそのことをオープンにしていても、触れてはいけない事柄だ。オープンにしている相手なら、異性カップルに対する態度と同じ態度で接すればいいだけの話なのに(もちろん、より深い話をしようとする場合には、社会的に置かれている状況の違いという問題も出て来るが…)。


ま、多くの人がそういう風に同性カップルに接せられるようになるまでには、まだまだ時間がかかるのだろう、残念ながら。

僕は、幸い、同じような態度で接してくれる友人たちに囲まれている。そういう友人たちがたくさんいるだけに、たまに、昔のよしみで会うことになる相手には、正直がっかりすることも少なくない。まぁ、それによって、こうして改めて問題を確認することができるのだけれど。

これからは、相手が回避しても、無理にでもパートナーの話や自分のゲイライツアクティビストとしての話をがんがんしていこうかな(苦笑)。
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by hideki_sunagawa | 2012-01-20 04:00 | LGBT/gender
2012年 01月 18日

ご近所さん

近所の橋のそばに、長らく野宿生活を送っている女性(とおぼしき方)がいる。前々から、「台風のときはどうしているのだろう?」「食べるものはあるのだろうか?」等々、気になっている。

しかしその様子から、正直「どれくらいコミュニケーションがとれるのかな?」という印象もあり、また、何か差し出して失礼に思われることはないのだろうか…という気持ちもあって、なかなか声をかけられずにいた。

昨年のクリスマス、実家で過ごした帰り、彼女が普段いるところを通ったので、実家から手みやげ的に持ち帰る予定だった食べ物とケーキをその場所に置いてきた。しかし「これじゃあ、ちゃんと彼女の手に渡ったかわからないなぁ…」という思いが残ったし、「やはり声をかけることが重要なんじゃないか」という気もして、すっきりしなかった。

それは、自分にとって課題のようなものを抱えてるような気持ちだ。これまで野宿者支援に関心を持ちつつ何もできて来なかったことへの反省や、知らない人に声をかけるという自分が苦手としていることを克服したいという思いなどがその気持ちの土台にある。


そして元旦。やはり実家から帰る途中、ばったりその方と出会ったので、手元に持っていた実家からの食べ物を「良かったらどうですか?」と差し出した。そしたら、「はいはい」という感じで、快く受け取ってくれた。なんだか、構えることなくやりとりできたのが、うれしかった。

よく考えてみたら、彼女は、もっともよくみかけるご近所さんだ。隣に住んでいる人より、アパートの最上階に住んでいる家主さんより頻繁に見かける。そう考えると、ご近所さんにおすそ分けするつもりで差し上げればいいんじゃないか、と思った。

もちろん、本当は、もっと制度的にしっかりと支援されるべきだと思うが、それはそれとして、近所の人がその地域に住んでいる野宿者を「ご近所さん」と思って地域の一員と思うことも重要だと思う。きっと彼女も含めた県内の野宿者も支援しているNPO活動もあると思うので、探してアクセスしてみよう。
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by hideki_sunagawa | 2012-01-18 06:13 | labor/poverty
2012年 01月 16日

LGBTニュース紹介01/16

▼サウジアラビアで、ゲイ男性がfacebookをきっかけに逮捕される

サウジアラビアで、30歳の男性が、facebookで男性のデート相手を探したことを理由に宗教警察にされたとして、その身の安全が心配されている。

彼は昨年の12月23日に逮捕されたが、Gay Middle Eastの調査後ようやく今になって、そのことが明らかになりつつあり、現在、ダンマームの警察に拘束されており、これから起訴されるとのこと。

同性愛に関しては、禁固刑から、鞭打ちにより死に至らしめられる刑まで幅があるが、社会的身分や宗教的背景などによって左右されることが多く、非西洋からの移民労働者は、上流階級の市民よりも厳しい刑に処せられる傾向にあるという。

*詳細はこちら → Gay Middle Eastの記事(英文)


▼ネイティブアメリカンのオープンリーレズビアン、州議員に

ミネソタ州の州議員を選出する特別選挙で、ネイティブアメリカンであり、オープンリーレズビアンでもあるSusan Allenさんが当選した。

彼女は、ミネアポリスの貧しい地区の代表となった。対立候補者であったNathan Blumenshineさんも敗北を認め、「彼女以上に、このコミュニティの声を代弁できる協力なリーダーはいないだろう」と語った。

米国内で、LGBTの議員を当選させるために活動している団体、Victory Fund は、「これは、私たちにとって2012年最初の勝利であり、今年のLGBT候補者にとってエキサイティングなスタートとなった」と語っている。

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▼カナダで、外国人同性カップルの結婚をめぐって議論

国外からカナダを訪れ、結婚した同性カップルの結婚は合法か…カナダの中で議論が起こった。

発端は、法務省が、カナダで結婚したフロリダと英国のレズビアンカップルの離婚をめぐって、それぞれの居住地で同性の結婚が認められてないため、もともと結婚自体が合法的とはいえないとの論を立てていることを、地元の新聞 Globe and Mail が掲載したことにある。

同新聞によると2003年以来、カナダで執り行われた15,000組の同性婚カップルのうち、5,000組以上が外国からのカップルだという。カナダで結婚した外国からのカップルは、離婚するためには、カナダに一年以上住むことが求められている。

問題となったカップルは、その条件を満たしていなかったが、法務省が、さらに踏み込んで、その結婚の正統性を否定したことが問題となった。

しかし、すぐに首相は、「カナダでおこなわれた結婚は、そのカップルの居住地域で認められていなくても、カナダでは認められる」とのべ、「結婚の定義についての議論を再開するつもりはない」と述べた。

*詳細はこちら → Gay City News(英文)


▼ジョージ・クルーニー、「結婚の平等化まで時間の問題」

ジョージ・クルーニーは、雑誌のインタビューに答え、「国全体で結婚が平等化する(同性の結婚が認められる)のは時間の問題だ」と語り、結婚の平等化を指して、「市民権運動の最後の柱」と呼んだ。

彼は、「世界は変わっているし、そのことは、どんどん問題でなくなっているし、早く実現すべきだと思う。若い人たちは、『何が問題なの?』と思っているよ」と述べた。

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by hideki_sunagawa | 2012-01-16 06:00 | LGBT/gender
2012年 01月 13日

昨日の講演@大学

昨日、大学の授業に呼ばれて話をしてきた。既に、その授業を持っている先生がセクシュアルマイノリティについて既に話をしてくれていたので、基礎知識的なものではなく、VTRを観てもらったり、自分の経験を語ったりしつつ、セクシュアリティが本当にプライベートなものとして社会の中で存在しているかということについて。

きっちりとした構成の講義ではなかったので、ちょっと漠然とした、メリハリのない話ぶりになったかなぁ…と反省。

でも、70人くらいの講義形式だったけれど、ほとんどの学生が真面目に話を聞いてくれたし、多少眠そうな顔をしながらも寝ている学生はいなかった。そういえば、沖縄に引っ越してから行った講演先(学校)で寝ている学生が印象に残ったことはないなぁ。まだ数回しか行ってないけれど。

車がない&運転できない身なので、モノレールの駅まで、呼んでくださった先生のゼミ生が送り迎えしてくれた。労力をかけさせて申し訳ないなぁと思いつつ、道中いろいろ話ができて、それも楽しかった。

彼女は、LGBTについて強い関心と問題意識を持っている学生で、卒業後は、小学校の教諭になることが決まっているとか。体の性別に違和感を感じる人は、小学生の頃に既に強く悩んでいることが多いし、この頃に自分が同性を好きなことに気づいて悩み始める子も多い。そんな時に、こういう教師に出会えと幸せだなぁ、と思った。

そろそろ、沖縄での生活の基盤を本気でつくらなくてはいけない時期に差しかかっているので、ついつい不安で憂鬱になりがちだけれど、こうして色んな人との出会いが、エネルギーをくれる。招いてくださった先生の、変わらぬ柔らかい対応と笑顔にも心癒された。

少しずつでも、人と出会い、つながり、自分の言葉を伝えて行くことを続けて行こう。
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by hideki_sunagawa | 2012-01-13 14:18 | Diary
2012年 01月 10日

LGBTニュース紹介01/10

久々にLGBTニュース紹介。

▼NHK紅白歌合戦、レディガガの歌詞の翻訳が問題に


大晦日のNHK紅白歌合戦に、世界的に人気のある歌手レディガガが、収録の形で出演したが、その翻訳に多くの問題があり、ツイッター上などで議論を呼んだ。

「Born This Way」は、米国でもLGBTも大いに励まされたとして評判になった曲。それは次の歌詞による。

No matter gay, straight or bi
lesbian, transgendered life
I'm on the right track, baby 
I was born to survive

ゲイだろうとストレートだろうとバイセクシュアルだろうと
レズビアンだろうとトランスジェンダーだろうと(問題じゃない)
私は正しい道を歩んでいる
私は生き抜くために 生まれてきた

(歌詞と翻訳の引用:gladxx

しかし、紅白では、その歌詞が「性的好みなんてどうでもいい/私は正しい道を進んでいる/どんな困難も乗り越える」と翻訳された。

あちこちで論じられているが、性的なあり方を「好み」と表現されてしまったこと、「どうでもいい」という訳の仕方が、逆に、性的なあり方を主張することと否定しているように読めるといったことは大きな問題だろう。

また、ゲイやレズビアンといった言葉が、公的には使ってはいけない言葉であるというイメージも植え付けることになってしまった。もともとマイノリティを力づける曲であるにもかかわらず、この翻訳のせいで、日本では逆の作用をもたらすことになってしまった。

また、「障がい者」を意識して使われていると思われるdifficulties「障がい」も、困難と訳されるなど、多くの翻訳上の問題が指摘されている。


▼宮崎県青少年健全育成審議会の同性愛をめぐる記述に抗議

「平成23年度第2回宮崎県青少年健全育成審議会の概要」に、同性愛に関連して、無知と偏見に基づく発言が記録されていることがわかり、そのあまりのひどい内容に驚きの声があがっている。「有害図書類の指定について」の議論だが、次のような発言がおこなわれている。

ーーー
A 委員 (略)また、女性リード型の描写が進むとホモセクシュアル的な傾向が出てきて、心理的にノーマルな性交渉が難しくなるんですね。

男性の意識の中で、自分がリードできないんじゃないかと考え、一概には言えないと思いますが、ホモセクシュアルの方にいく傾向が強くなるといわれています。

まさに今日の本の中では、その傾向が出ていたので、青少年の目につく形で普通の本と混在しているのはとても危険だなと思いました。
ーーー

このような同性愛の「原因論」は、全く根拠のないものであり、偏見を増長し拡大させるものと言わざるを得ない。既に、審議会で委員の発言として出されたものを、消すことはできないが、この発言が無知と偏見に基づくものであることを伝える必要があるだろう。

この内容についての問い合わせは、以下の通り(私もとりあえずメールを送りました)

<追記>後日、この問題の記述はサイトから削除されました。多くの人が抗議の声を寄せたのだと思います。ということで、こちらに掲載していた問い合わせ先も削除しました。



▼ジャマイカの新首相、LGBTの人権保護を明言

今年年始からの就任となるジャマイカの新首相ポーシャ・シンプソン=ミラー (二度目の就任)が、「性的指向によって差別されてはならない」と明言し注目されている。

もともとジャマイカには、同性愛行為を違法とする法律があるが、彼女は、同性愛者の人権が守られるべきとも発言し、内閣に同性愛者が入ることも認める、とも語っていることから、今後、LGBTをめぐるジャマイカの状況が改善されるのではないか、と期待されている。


▼ハワイ州、デラウェア州で、シビルユニオン施行

今年に入り、米国ハワイ州とデラウェア州で、同性カップルのシビルユニオン(パートナー関係を保証する法律)が施行された。また、ワシントン州も知事が「結婚の平等化」(同性婚の認可)を認める発言をおこなっており、近いうちに同性婚が実現するのではないかとみられている。

近年、同性間のパートナーシップを法的に保護する動きは、米国内やヨーロッパだけでなく、中南米でも広がりつつある。
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by hideki_sunagawa | 2012-01-10 05:58 | LGBT/gender
2012年 01月 08日

ホームシック?

年末年始、東京の風景が夢に現れて、胸がキューンとなることが続いた。そして、せつない感情をひきずりつつ目を覚ます。起きてしまえば、その感情はどこかへ消え去っているのだけれど、その夢の印象は強く残っていて、なんだか不思議な気持ちになる。

普段、「東京が懐かしい〜!帰りたーい!」という感情が沸き起こることはない。もちろん、そこにいる友人たちのことが懐かしくなり、会いたいと思うが募ることはたくさんあるけれど…。

でも、夢の中にはそういう感情が現れる。まさに深層心理というものか。そして面白いのは、その夢に出て来るのは人ではなく、場所なのだ。人とのつながり感は、想念という側面が強いからか、距離が離れても、今はまだそんなに変化したという印象はない。


しかし、場所は身体的な経験のせいか、距離を強く感じているのかもしれない。それは、意識されるものではなく、身体で感じるものだから、起きていて意識がコントロールしているときより、寝ているときのほうが現れやすいのだろう。僕は沖縄の街の方が歩いていて楽だと感じるのだけれど、やはり馴染んだ(=身体化した)というものは大きい。

東京にいるときは沖縄が恋しくなり、沖縄にいると東京が恋しくなる。どちらにいても、ホームシックのような気持ちがよぎる。そして、どこかどちらにいても、完全に溶け込むという感覚はない(前も書いたような気がするけれど…)。実はそこから、動こうとするエネルギーが生まれているのかもしれない。

今後、時間が経てば、また感覚も変わるのだろう。さてさてどう変わっていくのだろうか。
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by hideki_sunagawa | 2012-01-08 05:46 | Diary