2009年 11月 21日
今や「新進気鋭の彫刻家」という表現が少しもオーバーじゃなくなった、土屋仁応さんの展覧会へ行ってきました(土屋仁応さんのサイト)。 幻想的で、どこかなまめかしくて、静かながらも生気があって…。ちょっぴり薄気味悪いようなものも感じるのだけれど、それが、見るものを立ち止まらせ考えさえる力(それがアート性だと思うのだけれど)になっています。 その薄気味悪さというのは、澄んだ深い湖に光が挿して、翠がかった奥底が少し見えてしまったときに感じる感覚に近いかもしれないなぁと思いました。自然の得体の知れなさに触れたのか、それに投影される自分の内面の深淵に気づいてしまったのか、わからないような怖れのような。 今回、とても小さなギャラリーですが、銀座あたりへ出かける予定のある方は足をお運びください(ギャラリーの入っているビルがとても見つけにくいので要注意。ギャラリーのサイトに地図があるけれど、自分で調べ直して行ったほうがいいかも?HERMESのそばに地下鉄からの地下道の出口B7があるので、そこを出ると近いです<階段がちょっと大変だけど)。
by hideki_sunagawa
| 2009-11-21 10:03
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