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2009年 09月 11日

Dance

世界的に活躍しているダンサー、森山開次さんがNHKのトーク番組に出ていた。それを観ていて印象に残ったことが二つ。一つは、老いることについて尋ねられた質問への彼の返答。

体が衰えていくことはこわいことだけど、それは受け入れていかなければならないし。でも、生涯踊り続けるつもり。踊るということは人前で踊ることだけではない。一人こっそり踊るとういうこともあるだろうし。

自分にとって、踊るということは、「体」と同じ意味。体があるということは踊っているということ。手だけでも踊れるし、顔だけでも踊れる、表情だけで踊れる。そういう意味で、みんな踊っている。


その言葉を僕なりに解釈すると、日々おこなっている振る舞いでも、それを再帰的にとらえ、意味を込めて意識的に構築するかによって踊りになる、ということかなと思った。そう考えると、何気ない日常に踊りを入れて楽しむことができるかもしれない。


もう一つ印象に残ったのは、彼が、重要無形文化財保持者の津村禮次郎さん(観世流シテ方能楽師)と共演した時の映像。もちろん森山さんのダンスもすばらしいのだが、津村さんの存在感と動きの美しさがすごかった。ほんの一瞬の映像だったが、とても強い印象を受けた。実は、恥ずかしながら、まだ能を観たことがないのだが、やっぱり一度は観ねばと痛感。
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by hideki_sunagawa | 2009-09-11 17:17 | Diary


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