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2012年 10月 18日

東京からの訃報

10日9日、以前新宿二丁目にあった「ラピス」という店をされていた「ひろしさん」の訃報がツイッターで流れているのを目にした。ツイートしている人から判断すると本当だろうと思って、リツイートをした。その後、東京の友人に確認して本当だとわかった。

彼は、「ラピス」のマスターをする前は、有名なバー「クロノス」で店員として働いてて、彼がそこにいるときに僕は「クロノス」に通うようになった。「クロノス」は、クロちゃんという名物マスターがやっていたのだけれど、彼と常連客との丁々発止のやりとりには入れなかったので、いつもひろしさんの前に座って話をしていた。

よく考えてみたら、「クロノス」は僕が常連になった初めての店で、ひろしさんは、初めて親しくなった(とはいえ、店の外での付き合いはほとんどなかったけれど)カウンターの向こうの人だったかもしれない。

僕より6〜7つ上だっただろうか。僕にとっては二丁目の先輩的な存在だった。2002年にクロちゃんが亡くなり(→2002年5月3日の日記と、5月7日の日記にその話を書いていた<読み直してしんみり)、その後しばらくして、クロちゃんの逝去との関係で、ラピスも閉店。

ラピスの閉店の日は、朝に店を閉めるまでいて、帰りに寂しかったことを覚えている。その後、残念ながら会ったのは一度だけだっただろうか。また会いたいなぁ、と思いながらそのまま沖縄に戻って来てしまった。

実際に会えるかどうかさておき、ある時代を共有している人たちがいなくなっていくことは、やはりとても切なく寂しく、悲しい。もちろん、いつかは誰もがいなくなるし、自分だっていつ去るかなんて分からないのだけれど。

ああ、やっぱりもう一度会って、きっちりとお礼を言っておけばよかった。

こういう思いを何度もしているから、いつも、お礼はまめにしっかりと言っていこうと思っているのだけれど、それでも、そういう思いが残る。


…ひろしさん、本当にありがとう。
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by hideki_sunagawa | 2012-10-18 02:23 | Diary


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