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2012年 01月 30日

LGBTニュース紹介

▼米国の人気女優の発言をめぐり議論

『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダ役として日本でも良く知られている米国の女優、シンシア・ニクソンが、自身の同性愛は「選択」と表現したことをめぐって、米国で大きな議論となっている。

議論を引き起こした発言は、ニューヨークタイムズのインタビューの中で語ったもの。それは次のような内容だ。

「私は、最近、同性愛者の聴衆に向けて力づけるスピーチをして、その中でこう言いました。『私はストレートであったこともあるし、同性愛者(gay)であったこともある。そして、同性愛者のほうが良かった』と。そしたら、その言い方が、同性愛が選択であるかのようだから変えるようにと言われました。でも、多くの人にとってはそうじゃないのはわかっていますが、私にとってそれは選択なんです。」

この「選択」という表現が、米国のキリスト教右派が主張している「同性愛は治せる」というものと呼応してしまうということで、大きな批判が巻き起こった。

その後、このことをめぐってのやりとりの中で、「しぶしぶ」バイセクシュアルであることを認めたと記す記事もある。彼女は、「バイセクシュアルが誰からも好かれないから、その言葉は使いたくない」と語っているという。

また、この議論をめぐって、New York Timesのゲイのコラムニストによる「遺伝によるものか否か関係なく、同性愛者はいなくならない」という文章が同紙に掲載された。この中で、彼(Earl Wilson氏)は、彼女の発言への懸念はよくわかるが、同性愛者であることが「生まれついてのもの」ということに固執することへの批判も投げかけている。

Pink Newsの記事
 … Cynthia Nixon: ‘My homosexuality is a choice’
 … Cynthia Nixon: Bisexuals? We get no respect


▼宮崎県青少年健全育成審議会の同性愛をめぐる記述、削除される

このブログで1月10日に紹介した、宮崎県青少年健全育成審議会議事録の同性愛をめぐる問題のある発言が、サイトから削除された。

新しい議事録の冒頭には、
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本ホームページに掲載(平成23年12月23日付け)した、平成23年度第2回青少年健全育成審議会議事概要に関し、委員から、様々な誤解を生じているため、発言の一部を取り消したいとの申し出があり、同審議会で了承されましたので、改めて、議事概要を掲載いたしました。
ーーー
と記されている。

もとの議事録には、「女性リード型の描写が進むとホモセクシュアル的な傾向が出てきて、心理的にノーマルな性交渉が難しくなる」といった委員の発言が掲載されていた。


▼イギリスで、HIV陽性のゲイへC型肝炎ウイルス感染注意の呼びかけ

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イギリスのNational AIDS Trustは、HIVとC型肝炎ウイルスに関するレポートを発表し、その中で、特にゲイのHIV陽性者に対し、C型肝炎ウイルスの感染への注意呼びかけた。

「C型肝炎とHIVの重複感染」と題されたこのレポートによると、イギリスのHIV陽性者のうち約9%がC型肝炎ウイルスに感染していること、B型やC型の肝炎ウイルス感染による肝臓疾患の中で、C型肝炎ウイルスとHIVの重複感染が重篤化しやすいという。

そのうえで、HIV陽性のゲイの中でHIV感染が広がっていること、しかし、ゲイを対象とした国による予防のための戦略がつくられていないことから、注意を喚起している。また、HIV陽性者のC型肝炎ウイルスの検査だけでなく、HIV感染後にC型肝炎ウイルスに感染する人もいることから、HIVとC型肝炎ウイルスの重複感染によるダメージについて十分に知らせていくことの重要性が強調されている。

また、C型肝炎ウイルスに関するスティグマが、この流行に拍車をかけることも指摘している。
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by hideki_sunagawa | 2012-01-30 06:22 | LGBT/gender


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