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2011年 12月 12日

LGBTニュース紹介12/12

▼米国オバマ政権がLGBTの人権をグローバルに推進することを宣言

LGBTの人権を前進させるために国際的に取り組んで行くことを明言したオバマ大統領のメモランダムが発表された。

メモランダムでは、世界各地でのLGBTに対する暴力や差別に対する懸念が表明され、LGBTへの差別を終わらせることは、国際的な挑戦であり、米国にとって人権を推進していく上で、中心的な課題としている。

そして、おこなっていくこととして、海外でのLGBTの犯罪化と闘うこと、LGBTの避難者を守ること、人権を守り、差別を無くすために他の国々を支援すること、LGBTの人たちの人権侵害に対して迅速に対応すること、LGBT差別と闘う国際的な組織と連携すること、今後、進展をレポートすることを挙げている。

オバマ大統領のメモランダム


▼クリントン国務長官、国連でLGBTの人権を訴える

オバマ政権の宣言に引き続く形で、米国のクリントン国務長官が、国連人権理事会で、世界各国に向けてLGBTの人権保護の推進を訴える演説をおこない、「同性愛者の権利は人権であり、人権は同性愛者の権利だ」と述べた。

クリントン長官はまた、300万ドルの基金を創設し、同性愛者の人権保護活動を行っている市民団体や非政府組織の支援に充てると発表し、各国からの寄付も呼びかけた。

また、この歴史的な演説のために、世界各地からLGBTの活動家が集まり、その内容を高く評価している。

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これは、12月10日の人権デーに向けての動きだが、他にも、国連で「性的指向や性自認に関する暴力や差別に集結を」と呼び掛けられたシンポジウムが開催され、世界各地の活動家も参加して、LGBTの人権保護の国際的な実現を求めた。

国連のシンポジウムの映像

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この一連のニュースから、LGBTを取り巻く環境がグローバルに大きく動くことが予感を感じた。オバマ大統領の選挙戦略という説もある(それが選挙に有利に動くと考えられる状況がすごいのだが…)、また、諸外国への覇権を強める手段として考えている可能性もある。

後者に関しては注意が必要ではあるが、その可能性も見つつ、しかし、LGBT関係の活動をしているものとしては、この動きは高く評価したい。そして、この流れの中で、日本のLGBT活動をしている者たちも、グローバルな視点を持ちながら行動していくことが求められるだろう。
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by hideki_sunagawa | 2011-12-12 06:00 | LGBT/gender


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