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2011年 11月 07日

LGBTニュース紹介 11/07

毎週月曜日掲載(予定)のLGBTニュース紹介。

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▼マレーシアでゲイアートフェスティバル中止に追い込まれる

マレーシアの首都クアラルンプールで2008年から開催されてきた「The Sexual Independence festival」が、警察の命令により、中止に追い込まれた。このイベントの認知が広がる中で、政治家や宗教指導者からの批判が強まっていたことが背景にあるようだ。

この5日間の日程のフェスティバルでは、ドラァグクィーンによるパフォーマンスなども企画されていたようだ。このフェスティバルのオーガナイザーは、「今こそ、全ての憎悪そして無理解、迫害を止めなければ」と訴えている。

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↑Pink Newsの記事
☆オーガナイザーのインタビュー


▼スコットランドでオープンリーレズビアンの党首誕生

スコットランド保守党の党首に、レズビアンであることをオープンにしているRuth Davidsonさんが、党首に選出された。イギリスの大政党の党首に同性愛者であることを明らかにしている政治家が選出されるのは初めて。

Davidsonさんは、今年、スコットランド議会の議員に選ばれたばかりだが、同国会で三番目に大きな党を率いることになった。スコットランドは、サッチャー政権時代に保守党への不信感が根深くなっているが、彼女は、自分がスコットランドの有権者にアピールできる唯一の保守党候補者と主張していた。

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↑Pink Newsの記事


▼「同性愛は治せる」と主張してきた団体の設立者、ウソを告白

「同性愛は治せる」と主張する団体の設立者の一人で、自らも「ex-gay(元ゲイ)」を自称していたリオデジャネイロに住むSergio Viula氏が、インタビューに答えて、「誰もゲイであることをやめることはできない、そのグループ内ですら関係があった」と告白し、波紋を広げている。

彼が設立したグループは、the Healthy Sexuality (MOSES)という、キリスト教の福音派のグループで、「同性愛をやめる」ことを手伝っていた。自身も、結婚し、二人の子どもをもうけている。

インタビューに答え、教会に行くようになる中で、元ゲイと名乗り、その団体を設立する流れになったことを語り、自分自身を偽っていたと認めている。

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↑インタビューが掲載されている「the FLYING TEAPOT PROJECT」のサイト

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もちろん、日本のゲイ関係としては、ハッテン場に警察が入り、公然わいせつで客三人が逮捕され(すぐに解放)、公然わいせつほう助で店の経営者が逮捕されるという出来事が、大きなニュースとなったが、このブログでは、そのことについて三日にわたって文章を書いたので、ニュースからは外しました。

一つ加えておくと…警察が入ったハッテン場は、ドラッグや暴力団との関係が指摘されていて、それが最大の理由だろうと言われている。しかし、こうした動きは、動いた側(警察)の思惑とは違う方向で、「一般市民」の意識を動かしてしまうことが往々にしてあることがこわい。

長い目でみると、こういう「被害者がいない犯罪」と言われる、しかし、一部の人が「道徳的退廃」とみるものが事件化され、逮捕とその報道が積み重ねられることが、人々の社会統制への欲望をつくりあげてしまう。

また、その欲望と、「強い政治的リーダー」を求める欲望が合致した先にファシズムが待っていることは言うまでもない。
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by hideki_sunagawa | 2011-11-07 05:54 | LGBT/gender


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