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2011年 10月 31日

LGBTニュース紹介 10/31

これから余裕があるときは、週明けに、気になったLGBTニュースをとりあげてみようかなぁ…と思ったり。続くかどうかわからないけど…。

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▼台湾パレードに5万人!

今やアジア最大のLGBTパレードとなった、台湾のプライドパレードが、11月29日に開催された。今年の参加者は、主催者発表で5万人。日本からも多くのゲイたちが参加したようだ(あまりレズビアンやトランスの人で参加したという声は聞かない…)

今回は、このパレードに合わせて、東京でゲイに大人気のゲイナイト「ガチムチディスコ」が、初の海外遠征。前夜に開催されたこのイベントだけでも1600名が参加したという(2000年の「東京レズビアン&ゲイパレード」の参加者と同じくらい!)。

日本から参加したゲイの中には、台湾のパレードを「リブ色が薄くて良い」と言う人がいるが、実はオーガナイザーは明確に、「差別反対」を打ち出している。もともと台北市はこのパレードにサポーティブで、市庁舎にレインボーフラッグを掲げたりもするのだが、オーガナイザーは、まだまだ不十分と。

何より、当局側による規制(歩き方とか、色々)が厳しくないところがうらやましー。おそらく台湾のこのパレードは、今後更に大きな観光資源にもなることだろう。

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↑時事通信

▼ロシアパレードのゲイ権利活動家引退

ロシア、モスクワのプライドパレードを牽引してきたNikolai Alekseev氏が、代表を務めて来たモスクワプライド組織委員会と、GayRussia.ruを辞めることを、11月26日にFacebook上で表明した。僕も彼とFacebookでつながっているのだが、その表明を読んだときに「冗談?」と思った。しかし、海外のニュースサイトも取り上げているところを見ると本当らしい。

モスクワプライドパレードは、当局から実施が許可されずに迫害される中、パレードを強行し、彼は逮捕されたりもした(上の記事の写真はそのときのもの)。そして彼らは、その状況を世界に向けて訴え、ヨーロッパ人権裁判所が、昨年、パレードの禁止は不当であるとの判断を下している。

そのように果敢に政府に挑戦する彼は、世界的に有名な闘士だったので、今回の「引退」のニュースは世界のLGBTアクティビストに衝撃を与えたと思う。しかも、その理由については多くは語られていない。後を継いだ新代表は個人的な理由と述べている。

彼と比べれば(って比べられないくらい差があるけど)、僕なんかは、はるかに楽な社会状況の中でやってきた、それでも挫けることが何度もあったのだから、彼などは、その何倍も大変な思いをしてきたのだろう。でも、きっと、しばらく休んだら、また何か活動を始めるのではないか…と勝手に想像している。

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↑PinkNews

▼ヨーロッパ議会、トランスジェンダーの人々の亡命を認める

ヨーロッパ議会は、亡命を認める条件に、性自認による迫害を入れることを11月27日に決議した。これまでは、命の受入を判断する際に、ジェンダーに関連する事を考慮されたい、と書かれていたものが、新しい決議文では、「性自認を含め、ジェンダーに関連する事を考慮されるべきである」とより明確に強い表現に変わったようだ。

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↑ヨーロッパ議会LGBT権利グループの公式サイト

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ほか、英国のキャメロン首相が、アフリカで反同性愛的な国には援助をしないとコメントを発表したというニュースも流れた。これには、すばらしいという声とともに、もともと英国が植民地だったときに持ち込んだ法律が反同性愛的だったことが大きな原因なんだから、その反省の弁は必要じゃないか、それもなしに、上からの立場で言うのは傲慢じゃないか、という意見もあった。まさに。
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by hideki_sunagawa | 2011-10-31 06:10 | LGBT/gender


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