2010年 11月 01日

思い出のナチチャコパック…

野沢那智さんが亡くなった。

声優として有名な彼だが、40代以上なら、まず「ナチチャコパック(=金パ)」を思い出すという人も多いだろう。金曜日(木曜日の深夜)、TBSラジオ「パックインミュージック」のDJを、やはり声優の白石冬美さんと15年も務めていたのだ。本当に素敵な番組だった。

中学時代から聴き始めていたが(深夜だったので、たまにしか聴けなかったけど…)、僕が高校一年のときに「ナチチャコパック」は終わってしまった。終わるのが寂しくて寂しくてしょうがなかったことをはっきりと覚えている。

そのときは、もっと早く出会えなかったことがとても残念に思えたけれど、今となっては、この番組と出会えたことは幸せだったなぁ、と思う。

この番組がきっかけで話すようになった友人(女性)とは、今もとても親しくしている。当時、この番組について、何時間も電話で話したものだ。

必ず最後は、シリアスな内容の手紙が読まれる。それを聴きながら何度泣いたことだろう。


当時は明確には意識していなかったけど、今振り返ると、ナチチャコパックに、僕は大人の世界や東京の空気を感じていたような気がする(もちろん、読まれる手紙は全国各地からのものだったけど)。

あの頃漠然と感じていた「東京」に、20年も住むようになるとは、思っていなかった。そこに今こうしていることがとても不思議な気がする。そして、また、そこを離れようとしていることも。果たして、沖縄に引っ越したら、東京をどう思い出すのだろうか。


ナチチャコパックが終わって30年近く…。でも、当時、眠いのを我慢して耳を傾けていたことをありありと覚えているし、自分の中に確実に2人の存在が織り込まれているのを実感する。

僕も、自分より若い人たちに何かを残して行きたいなぁ、と改めて思う。


★ナチチャコパックが終わることを取り上げたテレビ番組がYouTubeにあがっていた。2人が番組でしゃべっているシーンは、なんだか涙が出そうになる。偶然、沖縄の基地問題について書かれた手紙を読み、感想を言っている。
http://www.youtube.com/watch?v=b0MNC8PPK3I&feature=fvw
[PR]

by Hideki_Sunagawa | 2010-11-01 02:31 | Diary


<< 変化する「わたし」      変わらない誤解とカミングアウト >>