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2010年 09月 18日

暴力について考える(2)

例の暴力事件について書いた昨日の日記にたくさんのアクセスがあった。普段そんなにアクセスがないので、なんだか緊張してしまう…。

でも、今後、何かの問題などについて意見を表明するときはなるべくブログを使おうと思う。twitterはメッセージを広げるのに便利ではあるが、やはり丁寧に考えを伝えられるツールではない。

あまりこの件ばかりのことばかり考えていたくないのだけれど、時代的な問題もからんでいる感じがして、なかなか頭から離れない。

人々の中に埋もれ、「一般人」となってしまうことを過度に恐れるがゆえに、目立つための手段として暴力的言動をとる人(それをネット上で発信する人)のことをどう考えればいいのか…。問題化してもしなくても、より大きな問題に発展する可能性が内包されている。

見過ごすことは、その言動の承認につながるし、どんどん流通してしまう場合もある。また、もし本人が「誰も注目しない」「無視された」と感じてしまった場合、より注目を浴びる事件を起こす方向に流れることもあるだろう。

しかし逆に、今回のように大きな騒ぎになると、やはり注目を浴びるためにはこの言動でいいんだということになりかねない。結局は、いずれにせよ、本人の言動の修正という方向性は期待できないのだろう。

そう考えると、なんだか暗い気持ちになってしまうけど、絶望せず、「非暴力」の価値を共有できる仲間を増やしていくことの意味を信じよう(…と、結局、昨日書いた日記と同じ内ことを繰り返しているだけだけど)。


ふと思い出した言葉…

「悲しみの前で足を止めるのではなく、どんな世の中でも生き抜く強さを持ちなさい。優しくしたたかでありなさい。涙を涸らさず、笑顔でいなさい。そして長生きして、世の中が変わるところを見届けなさい。」(『カミングアウト・レターズ』所収の、ゲイの息子からの手紙へお母さんが書いた返事から)。

こういう素敵な言葉を自分に言い聞かせて、そして伝えて、歩んで行こう。
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by Hideki_Sunagawa | 2010-09-18 01:00 | Diary


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