ANA国内線【PR】
「同性愛差別に反対する国際デー」に
5月17日は、IDAHO(アイダホ)と略される、International Day Against Homophobiaです。

沖縄レインボーアライアンスでは、この日にちなみ、5月17日〜20日まで「世界のLGBT事情を考えるパネル展」をGRADiで開催します。


なお、これまで、「国際反ホモフォビアデー」と日本語訳されていました(もちろん、僕もその訳を使ってきました)が、今回、「同性愛差別に反対する国際デー」と訳し直してみました。

というのも、「ホモフォビア」という言葉が多くの人にピンとこないことや、字面的に「反ホモ」という部分が先に目について、一瞬むしろ同性愛に反対するという意味に見えたりもすること、等々が以前から気になっていたのです。

ホモフォビアは、訳すとしたら確かに「同性愛嫌悪」なのですが、文脈によっては、どうもフォビアと「嫌悪」という言葉の間のニュアンスの差が大きい気がして…。今回の日の呼びかけの趣旨を考えると、「差別」という言葉の方が近いかなという気がします。


パネル展と言っても、とても簡単なものですが、ぜひ、GRADiの様子を見がてらお越しください。








# by hideki_sunagawa | 2012-05-15 21:55 | LGBT/gender
今日の雑感
GRADiというスペースをオープンして、近々、英語塾をスタートさせるということで、その準備にかかりっきり。このブログもなかなか書けそうになく…。去年からしばらく書いていたLGBTニュース紹介も、当分は無理かなー。まとめてではなく、ちょこちょこと紹介するかも。


ということで言うと、今日のツイッターのタイムラインは、オバマ大統領が同性婚支持を明言したことに関する喜びの声でいっぱいになっていました。日本のニュースでも紹介されていたし。大盛り上がり。

僕も、朝にツイッターを開いて、海外のLGBTニュース系のツイッターのアカウントがこのニュースを流していたので、「おー」と思って、そのままリツイート。でも、日本のツイッターでも(もちろん、LGBTやLGBT関連のことに関心のわる人を中心として、だけど)こんなに盛り上がるとは思わなかったなー。


というのも、オバマ政権は、昨年、LGBTの人権問題にグローバルな規模で積極的に取り組んで行くことを正式に発表し、その直後、クリントン国務長官が国連でLGBTの人権についてスピーチをする、という流れがあったし、基本的には同性婚には支援的な感じではあったので。

それでも、米国内でも大きく盛り上がったのは、「大統領選に向けて、これを前面に出すんだな」ということがはっきりしたからだろう。


ツイッターでも書いたけれど、僕としては、今年の3月に国連事務総長の潘基文(パン・ギムン、 반기문)のLGBTの人権に関するスピーチの方が歴史的だなぁ…と思ったし、インパクトが大きかったんだよねぇ。

Ban Ki-moon: : The Time Has Come. REMIX!‬
(alloutが音楽とキャプションをつけたもの<英語)

まぁ、今回のことも含めて、世界のLGBTをめぐる状況は動いてるということ。この問題に限らず、世界のいろいろな動きに関心を持ちつつ、地元で動いていきたいなー。GRADiは、小さいけれど、そんな思いを持って進めていきます。


GRADiのFacebookのアカウントもできました。どうぞよろしく〜。
こちらから









# by hideki_sunagawa | 2012-05-10 20:40 | Diary
多目的スペースオープンしました!
すっかり、ブログ更新が滞っていたのは、多目的スペース「GRADi」(グラディ)をオーブンさせる準備で奔走していたからでした。

昨日、身近な友人たちに声をかけ、オープニングパーティを開催。小さいスペースながら、48人(うち子ども6人)もの人がが来てくれました。感謝!

実に様々な人が来てくださり、面白く温かい雰囲気でした、

この場所では、中学高校生向けの英語塾や、誰でも参加できる講座や講演などを開催していきます。

なお、現在、くま絵師・悠のイラストを展示中です(数は少ないのですが)。5/4-5/6の13時〜18時オープンしています。フリードリンクもご用意しています。よかったら、一息つきがてら、ご来場ください。

場所は、那覇市牧志1-1-37 インド料理屋の2Fです。http://t.co/mhacJmlT




# by Hideki_Sunagawa | 2012-05-04 16:01 | Diary
一周年
4月15日、沖縄に帰って来てまる一年となった。あっという間だったなぁ。この一年間、なんとか無事に過ごせたことに感謝。東京での日々と同じように、いろいろな人に支えられつつ…の一年でした。

でも、無事に過ごせた、とはいえ、これまでの一年間はほんとど休養していたようなもので、これからの一年間が勝負。この先を考えると、プレッシャーに押しつぶされそうだけど、「2000年にパレードをやったときの苦労に比べれば…」と感じたりもする(振り返ると、本当にあのときは命を削ってたんだなぁ、と)。


沖縄に帰って来てからの変化と言えば、一つに、「アイデンティティ」や「文化」をめぐっての考えがある。でもそれは、それまでと考え方が変わったというのではなく、以前から考えてきたことを実感し、深めることができたという感じ。

その土台には、僕が文化人類学という学問分野の中で学んできたことがある。おそらく、その時のアカデミックなトレーニングがなければ、今感じている「もやもや」を整理できなかっただろう(まぁ、いまだに研究者にしては言語化が下手なんだけど)。


そう考えると、東京で経験したこと、学んだことが、ちゃんと今につながっていることがはっきりわかる。でも、それは先々のことまで見通して計画して進んできたのではなく、むしろ、僕の中に色々なものが入り込んできて、それらが次の何かを取り込んで、だんだんと僕の中で生成していくような感じ。もちろん、折々に、何かの決断を「自分」がするわけだけれど。


一年後も、これまでやってきたことを発展させられたなぁ、と思えるといいな。とりあえず、これからしばらくはがんばり期。やれるだけやってみよう。








# by hideki_sunagawa | 2012-04-17 14:45 | Okinawa
LGBTニュース紹介 04/16
ニュースを翻訳したりまとめたりする気力がなく、約一ヶ月休んでしまいましたが、久々に。

ーーー

▼サンクトペテルブルクで「反同性愛プロパガンダ法」により逮捕者

4月8日(日)、ロシアのサンクトペテルブルクで、「反同性愛プロパガンダ法」に違反したとして、Sergey Kondrashov氏が逮捕された。

彼は、「家族の親愛なる友人の一人はレズビアンだ。私の妻も私も、彼女のことを愛しているし尊敬もしている。そして、彼女の家族も、私たちと同様に。」というプラカードを掲げたことを理由に逮捕された。

サンクトペテルブルクでは、(このニュース紹介でも何度も紹介したように)、同性愛を「推進する」ような言動を公にとることを違法とする法律が制定された。

現在、この逮捕への抗議とSergey氏への支援のための署名が呼び掛けられている。

*署名のページ(英語)*


▼ハンガリーでも反同性愛法案が上程される

ロシアで施行され広がりを見せている「反同性愛プロパガンダ法」と同様な法律が、ハンガリーの極右政党によって、国会に提出された。

これは、「反秩序的性行動、特に同性間での性的関係」を肯定的に表出することを禁止するための三つの法案で、そのうちの一つは、憲法修正だという。この法案が通れば、「反秩序的」と判断されるイベントや発言が禁止される。

罰則としては、罰金刑の他、3年までの(ケースによっては8年前での)禁固刑が科せられる内容。。なお、この法案の策定をもくろむ極右政党、Jobbik党は、ハンガリー国会の386議席中47議席を持っている。

また、首都ブタペストの警察は、今年の6月に予定されているLGBTプライドマーチの開催許可を却下している。

*このニュースを伝えるPink Newsの記事(英語)*


▼ガンビアで三人の同性愛者が逮捕される

二人のガンビア出身の女性と、一人のナイジェリア人の男性が同性愛行為を理由に逮捕されたと、ガンビアの新聞が報じた。

ガンビアのYahyeh Jammeh大統領は、今年のはじめに、同性愛は外国の文化的現象であると言い、「私たちは、人権とはどういうものか知っている。同性の人間は結婚できないし、デートもできない。私たちの文化を壊すことが人権と考えるならば、それは大きな間違いを犯している。もしそうならば、ガンビアにいることが間違っている」と明言していた。

同国では、同性間の性行為は、最高で14年の禁固刑に処せられる犯罪と位置づけられている。ガンビアはイスラム教が中心の共和国である。

*このニュースを伝えるPink Newsの記事(英語)*


▼米国でカミングアウトと健康の関する調査結果が発表される

両親にゲイ、レズビアン、バイセクシュアルであるということをカミングアウトしている場合、特にその親が支援的ならば、精神的健康状態がより良好であるという、研究結果が報告された。

この研究は、ボストン大学の研究チームによるもので、薬物濫用の傾向性などが低くなるという結果などが示されている。

例えば、ゲイやバイセクシュアル男性では、両親が支援的でない場合、深刻な鬱やアルコール濫用で苦しむ傾向が6倍〜7倍高かった。レズビアンやバイセクシュアル女性では、鬱が5倍、薬物濫用が7倍高かった。

この調査は、18歳〜64歳の5658人を対象としたもの。うち75%が親にカミングアウトしており、その平均年齢は25歳だった。

調査からは、カミングアウトによる健康への好影響は、女性の方が高いことも明らかになった。これについて、調査者のRothman博士は、「一般論として、ゲイやバイセクシュアル男性の方が、セクシュアリティにかかわる生活を両親から切り離すことに関して、よりストレスが少ないのではないか」と語っている。

*この調査結果を伝えるPink Newsの記事(英語)*





# by hideki_sunagawa | 2012-04-16 06:00 | LGBT/gender
< 前のページ 次のページ >



Hideki Sunagawa, an anthropologist and gay rights activist in Okinawa. hideki_sunagawa@hotmail.com twitter: @H_Sunagawa

by hideki_sunagawa
   
XML | ATOM

skin by excite